2012年02月

2012年02月29日

LE CALENDRIER SCOLAIRE 輪唱スタイル(!?)ヴァカンスの効用

フランスの学校は、とても休みが多い。

有難いような面倒なような、何しろ、
2ヶ月の長〜い夏休みを経て、9月に新学期が始まって心機一転!かと思うとすぐに6週間後に秋休み(で、再び、リズムはヴァカンス・モードへ)。そして、通学リズムが整ったかと思うと、再び6週間後にはクリスマス休暇・・・

それでも、ここまでは、全国一斉・同じ日程
なので、まだそうフクザツでもないけれど、ややこしいのは、続くその6週間後の冬休み(通称・スキー休暇)と、そのまた6週間後の春休み(通称・復活祭(イースター)休暇。

フランス全土の地域を3つのグループに分け、1週間ずつ始まりをずらして
あるので、地方ごとに違うだけでなく、順番のローテーションが毎年変わる。たとえば、パリなどのグループAが今年の1番目だとすると、来年は2番目、再来年は最終、という具合。

ヴァカンス期間は2週間。だから、スタートとラストに当たった時は、1週目(もしくは2週目)は自分たちのグループだけが休暇中ということになるから、ちょっと混雑緩和メリットがある。だから、実質的には、なかなか悪くない仕組み。ちなみに、もしスキーヴァカンスが3グループ制でなかったら、宿泊施設もゲレンデもキャパを越えてしまうという風評はたぶん本当で、人気のスキー場は夏休みが明ける頃には9割がた予約が埋まっている。

フランスで暮らしているならモチロン、旅行の予定を立てるときも、チラッと見ておくと便利かも。ヴァカンス期間中には公共機関の運行スケジュールや宿泊料金などが変わってしまう例も少なくないから。

たいていのカレンダーには地域表示入りのヴァカンス日程が入っているし、手帳なら、翌年度のヴァカンス早見表があるものもあるし、WEBで見るならこちら


lesvacances(C)kimiko.botti






















さてさて、この写真は先週火曜夜7時のGare St.Charles マルセイユ駅
。仕事の予定が動かせない夫の代りに、パリからの荷物を取りに行ってきた・・・の話は、また追って改めて。
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2012年02月26日

DIAMANTS ご褒美ダイヤモンド

自分にご褒美ダイヤモンドのペンダントを買ったりしたのは、うんと昔のことで、ガンバッテいた自分を思い出すと可笑しかったり愛しかったりする(のは、私だけではないはず)・・・。

lune(C)kimiko.botti










































そして、これが、今の私にとってのご褒美ダイヤモンドたち。ここ数日の南仏では、月とくっついたり離れたり、夜毎、違った動きでダンスする、金星と木星を(肉眼で)愉しめる。

夜空を眺める習慣を持つようになったきっかけは、ずっと以前に綴った通り
で、冬空の漆黒の中に輝く月と星を見上げながらバルコニーに佇むのは、ただただとてもシアワセなひととき。

まだ夜更かししている方は、どうぞよい夢を!そして、心地いい1週間になりますように!
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2012年02月24日

MA CUISINE JAPONAISE EN FRANCE 美味しい暮らし : フランスで作れる日本のごはん

そんな我が家の食卓。日本のごはんも頻繁に登場するのは、食いしん坊9歳児のお陰。

彼のリクエストに応えながら、いろいろと工夫して拵えているうちに、この頃では、マルシェで南仏の旬の野菜や地中海で獲れたて魚介類を目にしても、ごくごく普通に和食メニューが頭に浮かぶように。

washoku(C)kimiko.botti


























ZENスタイルが注目されるようになったお陰もあって、食材も手に入り易いから、ごくごくナチュラルに食卓を彩る。
家 族で愉しむだけじゃなくて、おもてなしにも普通に取り入れて、訊かれたらレシピを伝えられるように、心がけていることは、フランスで手に入る食材だけで作れるレシピ作り。

《外国人》だから口にしているのではなくて、1つの 《郷土料理》感覚に捉えてもらいたいもの。だから、調味料なら、お醤油もアメリカ製のキッコーマン、お酒やみりんの代わりに白ワイン、といった具合。

一方で、追い風も。Bioオーガニックがポピュラーになったのと同時に、注目を集めたのがMacrobiotique マクロビ。 専門店では、次々と、かなりマニアックともいえる日本の食材が扱われるようになって、豆腐や海藻類はモチロン、梅干も普通に並ぶ。

washoku(C)kimiko.botti

そして、この頃では、切干大根!も。パッケージをようく見ると、日本製・
マクロビ食材と書いてある。白糖も口にする私なので、調理法は普通。でも、たぶん和食はやっぱりカラダに優しいと感じるのは、摂る食材の豊富さ。

小皿を幾つも並べる食卓は、彩りも豊かで、胃袋だけでなく心もいっぱいになる。
そんなわけで、よく作るものは・・・たとえばこんな感じこんな感じ

フェイスブック(をしていない人にも見ていただける)ページの
《La vie en France.bis 人生とフランスは、とことん愉しんだ者勝ち》で写真が一覧できるので、よかったら。もっともっと日本食(材)を流行らせたい。
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2012年02月22日

QUICHE LORRAINE ENCORE 差し入れ定番・キッシュロレーヌ

先週末から一気に気温の戻った南仏・マルセイユ。毎朝のスープも必要なくなったし、昨日の午後には差し込む陽射しのお陰で、暖房を久しぶりに止めたほど。

来週からの学校ヴァカンスを前に、試験や学校行事も一段落。
というわけで、今日水曜日は(小学校は週休3日なので)、ちょっとのんびり、Quiche Lorraine キッシュ・ロレーヌを焼いた。

mercredi(C)kimiko.botti






















昨日も1枚焼いたばかり。でも、その時愉しんだのは、匂いだけ。学校行事用の差し入れの分だったから。

以前も書いたけれど、フランスの(私の周りで)ちょっとした
持ち寄りや学校行事への差し入れの定番は、ピザ、キッシュ、ガトーショコラ、ヨーグルトケーキといったところ。私はなんとなく、秋冬はキッシュ、春夏はケーキを選ぶのが習慣のようになっていて、そうすると必ず、同じものを家の分もと欲しがる食いしん坊がいるので、いつも、2つ作ることになっている。

mercredi(C)kimiko.botti





















でも、今日みたいに翌日がお休みなら、次の日に改めて、アツアツを。季節のサラダと煮りんごを添えて。

空色の大皿は、先月のSoldesバーゲン期に買い足したもの。

mercredi(C)kimiko.botti



















午後2時現在15℃だったマルセイユ。

久しぶりの(少年)サッカー(観戦)日和となった。
春はもうすぐ・・・と嬉しいけれど、スキーヴァカンスに向けて、雪の様子も気になるところ。人間って欲張りに出来ている。
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2012年02月16日

HEUREUSE ST.VALENTIN! bis.  我が家のヴァレンタイン・デー2012《追記》

・・・ところで、1つ書き忘れ。

ハートづくしの昨日のFromageチーズは、こちら。coeur du neufchâtel


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北フランス・ノルマンディー地方名産の牛の乳の生チーズ。

クリーミーでクセのない味わいなので、好きになる人は多いはず。ただし、妊娠中は(牛・ヤギ、いずれにかかわらず)生チーズは避けるようにと指導する医師が目立つので、ご留意を。

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2012年02月15日

HEUREUSE ST.VALENTIN!  我が家のヴァレンタイン・デー2012

さてさて、今年のヴァレンタイン・デー。

stvalentin(C)kimiko.botti































結婚しても、子どもを持っても、オトコとオンナでいることを忘れない(ことで知られる、愛の国とも揶揄される)フランスなので、お花屋さんは大繁盛
。この日の特別メニューを掲げるレストランも少なくないし、パン屋さんの内装にもハートが飛び交うほど、ちょっとしたお祭り気分漂うのがいつもながら愉しい。

女性が受身なフランス式をステキだとは思いつつ、やっぱり《勿体ない》とも感じてしまうのが、結婚したオンナの現実的なところ。それでも、それなりにシックにお祝いしていた
のは、息子が日本のヴァレンタインの風習を知るまでのこと・・・そう、彼はママからの義理チョコが楽しみ。何しろ、「ママがくれなかったら誰からももらえないんだよ!」

stvalentin(C)kimiko.botti






























そんなわけで、今年のうちの9歳児へのプレゼントは、地元マルセイユのチョコレート屋さんの大きなハート型。なんと各国語で愛の言葉が書かれている中には、ピンクで日本語!も(が、これを選んだ理由)。

そんな息子からは、こちら。目・鼻・口を、ハート型のチョコレート菓子でお皿に並べて運んできてくれた。ちょっと前に買ったのに、一向に開けないからどうしたのかと思っていたら、このためにとっていたそう。

stvalentin(C)kimiko.botti stvalentin(C)kimiko.botti


















そんな彼のための晩ごはんは、大好物の鴨のコンフィと南西フランス風ポテト炒め。しっかり平らげて、入浴を済ませると、1日の疲れが一気に出たのか、夫が玄関の鍵を開けた頃にはもう、本を抱えて布団にもぐりこんでいた。


stvalentin(C)kimiko.botti






















stvalentin(C)kimiko.botti・・・では、と、オトナの部、開始。

花より団子ではないけれど、バラの花は1本だけで十分だから(節約してね)と丁重にお願いするものの、チョコレートの方は辞退しないのは、夫の顔を立ててのこと(は半分本気で半分弁解)。

フランス人気質(なのか彼がそうなだけかはわからないけれど)としては、ヴァレンタインに女性を喜ばせるのはオトコの義務みたいなものらしいから。

さてさて、夫に
と買っておいた贈り物は、(ほんの気持ちばかりの)ハート型サボテン。

そして、(たっぷりココロを込めた)ひと皿。

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(今となっては)遠い昔のロマンチック旅行の想い出の味。ブラジル料理だけれど、今では、我が家の人気メニューの1つになっている。
・・・いろんなメッセージを込めて。
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2012年02月12日

TV FONDUE 深夜のフォンデュ

週35時間制(労働)で知られるフランス。この法律が施行されてからもう14年目になるけれど、そうでない人たちもまだまだ少なくなくて、夫もその仕事仲間も、そう。

ただ、日本でいうところの
サービス残業のように、不文律の有言無言のプレッシャーでそうしているわけではないのと、あまり夜遅くなると治安の問題もあるから、適当に切り上げて、自宅に持ち帰る日の方が多い。そうして、晩ごはんを済ませてから再び、PCの前へ。

そうしたスタイルに、「だから日本女性と結婚したの?文句1つ言われないんでしょう」と決め付けてかかっている人もいるそうで、可笑しい。夫としては、彼の奥さんは、すっかりフランス(の自分の周りの)文化・習慣のいいトコどりをしていて、「我が家には、日本映画のイメージみたいな特典なんて、何もないよ」と、苦笑しているよう。

fondue(C)kimiko.botti





















fondue(C)kimiko.botti






























「そういえば、昔の日本の小説やドラマのイメージでなら、こうした場合、夫の様子を伺いながら、お茶や夜食を運んでるものね」と言うと、「しまった、今日まで気づかなかった」


・・・そんな彼が選んだ伴侶が、フランス的に(日本女性として)良妻なのかどうかはさておき、《日本式》に子どもと私だけ先に晩ごはんを済ませてしまうことは、時々。フランスでは、子どもだけ先に食事と入浴させて、寝かしつけてしまうのが通例だから、バランス取りがなかなか難しいところ(で、両方に少しずつお相伴して2回摂ることも)だけれど、母と子が美味しくオシャベリを楽しむ時間も、夫婦が一緒に
食卓で向かい合うのも、どちらも同じぐらい大切だと思うから。

とはいえ、そうなると、夫と息子それぞれに、違う料理を用意出来るのがちょっとしたメリット。別々にというと面倒なようで、
子どもの食育と大人のワインのお伴の共通項探しにアタマを悩ませなくてすむから。

だから、手を抜ける限りは抜いて、なるべく同じ食材を、と心がける日々。折しも、先週からの大寒波で、表はすでに零下6℃・・・というわけで、この日は、息子には野菜タップリのベシャメルチーズグラタン。大人には、チーズフォンデュ。今シーズン初登場。


フレンチ・トーストもそうだけれど、残り物のバゲットは火を入れなおして活かすメニューがいろいろ。フランス人は、とかく余った食材を捨てない(人が多い)けれど、楽しみながらとことん使い切るのは、妙な達成感があって、より美味しい。

fondue(C)kimiko.botti






















さてさて、夫の《残業》が終わるのを待って、映画を観ながら深夜のチーズ・フォンデュ(レシピは、こちら
)。TVディナー・我が家スタイル。
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2012年02月10日

LE TEMPS DES SOUPES かぼちゃとにんじんのシナモン風味ポタージュスープ

大寒波の欧州。ここ南仏・マルセイユでも、なんと今年2度目の粉雪舞った金曜日。

soupe(C)kimiko.botti



















・・・3年前の、23年ぶりの豪雪
で、《海岸線は大渋滞のまま車が動けなくなり、メトロや店のシャッターが下りたまま》通勤も通学も出来ないまま数日過ぎたこの街では、トラウマになっている人も少なくないよう。天気予報で《雪》と出ると、皆、敏感に反応するし、降りだしたら途端に、帰途を急ぐ人が目立つ。実際、今日も、メトロが一時ストップして缶詰になった人たちも。

夫の仕事仲間もその中の1人で、午後1番の会議が中止になったというので、家でランチすることに。

soupe(C)kimiko.botti






















そんなこともあろうかと、昨夜から仕込んでおいた(私も実はトラウマになっているクチかも!?)のは、かぼちゃとにんじんのシナモン風味スープ。

KINE(外科マッサージ&
リハビリをするところ: スキーで痛めた膝の治療&筋トレに通っている)での、見知らぬ同士のオシャベリで仕入れてきたレシピで、ナツメグや好みの香辛料をきかせながら、シナモンをタップリ。

soupe(C)kimiko.botti





















牛乳やクリーム・パセリも、仕上げにそれぞれの舌に合わせて。

甘しょっぱいスープなんて???と、聞いた時にはあまり心惹かれなかったけれど、あまりに「美味しいのよ〜」と繰り返すのを耳にしていたら、なんだか試さずにはいられなくなって・・・大正解!

スパイスたっぷりのスープは、カラダの隅々まで温めてくれる感じ。皆様、どうぞ良い週末を!
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2012年02月04日

NORD-NORD-OUEST  フランスで愉しむ節分・2012

朝から粉雪舞った今年のChandeleur シャンドゥルール(2月2日)は、夫が出張だったので延期にしようかとも思ったけれど、やはり縁起のいい習慣なので、息子と2人で1ダースほど焼いて、晩ごはんと翌朝の朝食に。

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ちょうど、始業よりちょっと早く、息子の学校に顔を出さなければいけない用事があったので、
段取りいい。作り置きのクレープにハムとチーズを挟んで温め直すだけ・・・バタバタと胃袋に納めて、玄関に鍵をかけながら、エレヴェーターの呼び出しボタンを押す息子に、「今日は学食で食べる日よね?」と確認したら、「うん、今日のメニューはひどいんだー。お腹すくだろうなぁ。あっ、でも、夜は恵方巻きなんだよね!」

クレープ三昧の次の日は節分、と、食いしん坊脳にしっかり記憶している彼。
・・・でも、椎茸は切らしたままだし、福豆はパリでも手にはいらなかったまま。買いに行く時間は厳しいし、何より凍える大寒波到来。「どうしてもしたい?材料揃ってないのよ」

親というのは勝手なもので、行事に関心を持たない子になっていたなら、たぶんそれを不満に感じるはずなのに、しっかり覚えられているのもプレッシャーで、たまにはどうでもいいと思ってくれないかと願ったりする。

setsubun2012(C)kimiko.botti

setsubun2012(C)kimiko.botti















結局、買い物に立ち寄る時間はないまま夕方4時半過ぎのお迎えへ。ぐずられるかなと思いきや、「いいよ。あるものだけでなんとかしよう!」

酢飯、卵焼き、高野豆腐、でんぶ、ほうれん草を用意したら、のりを出してきて、くるくるぎゅっぎゅと巻いた9歳児。「今年は、どっち?」に「北北西だって」と答えたら、磁石を片手に方向確認。
「ママ、用意はいい?いっせいのせ!で始めようね」

豆まきもやはりしたいというので、買い置きの乾燥豆を一通り並べて・・・選んだのは、アルゼンチン産の白いんげん豆。

「あ〜!楽しかったね。あるものだけだって十分だったね。ママ、今度から、もうムリしなくていいよ。できない時はしょうがないんだから」と、本当に楽しそうなその笑顔に、思わずギューッと抱きしめた。・・・エエ、親ばかですけど、ちょっと感動。恵方巻きを頬張っている後姿、すっかり頼もしくなったでしょう?
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