2008年03月

2008年03月31日

A.O.C. BELLET とっておき南仏ワイン:アペラシオン“ベレ”

bellet(C)kimiko.bottiあまり知られていないけれど、A.O.C. BELLETは、1941年に、(有名な南仏ワインのA.O.C.の)BANDOLより1週間(!)も早く、A.O.C.アペラシオン・ドリジーン・コントローレとして認証された、ニースのすぐ北西に広がる葡萄農園地帯。広さ40ヘクタール、年間にたった8万本ほど造られているだけなので、他の南仏A.O.C.に比べて、知名度ははるかに低い。でも、そのお陰で、価格にはとてもお得感があるかも。

 

写真は、そのA.O.C.の葡萄園の1つーDomaine Toasc2005年・赤。一般小売価格は、1518ユーロ(レストランでも、約倍)。70%が、この土地独特のFolle Noir フォル・ノワー(ル)(英語名Fuella フエラ)、 30%が南仏名産の1つ・Grenache グルナッシュで、香りはカシスやイチジク、そしてちょっとスパイシーな感じ。南仏・プロヴァンサル料理独特の脂っこいフリット系や、強い匂いが特徴のジビエ料理などとは、より引き立て合って味わい深い気がする・・・ので、お薦め。

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2008年03月30日

FOIS GRAS RELAX 普段着のフォアグラ

foisgras(C)kimiko.bottiフランスでは、フォアグラは、割と気軽な存在。モチロン、“ご馳走”ではあるけれど、食卓に上るのは、特別な機会(たとえば、NoelクリスマスやPaquesイースター)だけではなくて、ちょっとゆっくり食事をしたい時にも。

市販では、612人分はある缶入りや瓶入りのものが主流だけれど、大きなブロックは、使い切れなければ1枚ずつラップにくるんで冷凍して置けるので(自然解凍するだけ)、ちょっと便利。そうでなければ、(真空パックに)2枚入りの、tete a tete 2人きりのディナー御用達タイプもある。

 

foisgras(C)kimiko.bottiさて、普段着のフォアグラは、こんな風にテーブルへ・・・賑やかにおしゃべりしながら、ちょっと焼いたパンにたっぷり(載せるというより)塗りつけて、口へと運ぶ。バゲットでもいいけれど、個人的には、イチジクと干し葡萄と胡桃、そして、シナモンが入ったものをよく用意する。甘いSauternes ソーテルヌワイン等とよく組み合わされるように、フォアグラは“甘み”を持ったパートナーと相性がいいから。イチジクのソースとは特に愛称抜群だけれど、こういう場合は、白ブドウと一緒にいただくことが多いかも。

 

中にトリュフや果物などを詰める組み合わせも種類は豊富で、生を買ってきて自分好みに手作りする人もいるけれど、これは、まだ未挑戦。写真は、エディアール製の洋なしとヴァニラビーンズ入りもの。パンも甘いので、この日のワインは、ブルゴーニュの辛口・白。

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CHANGEMENT D’HEURE 今日から夏時間 2008

suika(C)kimiko.bottiフランスは、季節によって日照時間がかなり違うので、サマータイム制を取り入れている国の1つ。だから、年に2回・夏時間と冬時間に切り替わることは、前にもお知らせした通り・・・3月最後の日曜日の今日(30日)は、夏時間への切り替えをお忘れなく。

 

正確には、午前2時の時点で午前3時へと針を進める(けれど、そんな時間に起きてる人ばかりではないので、大抵はベッドに行く前に済ませてしまう)。“区切りよく深夜0時に”ではないのは、午前2時ならパリのメトロ(も終電後なので)にも、影響がでないから、とか。

夏時間になると、日本との時差は、(日本マイナス)7時間。

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2008年03月29日

AUBERGE“LA FERME” 南仏・プロヴァンスの愉しみ:森のオーベルジュ

ferme(C)kimiko.botti

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さて、そのAuberge “La Ferme”の詳細や写真。よかったら、続きもどうぞ。

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WINDSOR 女王陛下の常識 :サルコジ“夫妻”ならば、許可

(噂はあくまでも噂だけれど、)サルコジ大統領とカーラ・ブルーニが入籍を急いだ理由の1つといわれたのが、(今現在、公式訪問中の)英国・女王陛下への建前。

 

なにしろ、(こちらは、ニュースでも報道されているけれど、)この公式訪問が決まった時点で、カーラ・ブルーニの随行を英国側に申し伝えたところ、『滞在中の寝室は、(別々に)2つ用意する』旨のご連絡・・・ “未婚の男女を同じ寝室にはさせられない”との、女王陛下のご判断だそう。

さて、というわけで、無事、キチンと形を整えた2人へのご褒美(!?)は、WINDSOR CASTLE ウィンザー城での(同じ)寝室。

服装の細部まで完璧に気を遣っている、(かなり評判のいい)フランス大統領夫人の写真はこちらで。意地悪なフランスメディアによると、“ジャクリーン・ケネディに仮装させられたカーラ”(*サルコジ大統領のジャクリーン好きは有名。セシリア前夫人に一目惚れしたのも、彼女に似ていたから)。

 

それにしても、英国の敷居は、かなり高そう。

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2008年03月28日

CUISINE PROVENCALE 美味しい暮らし:南仏・プロヴァンス伝統料理

さて、その隠れ家風オーベルジュ『La Ferme』の美味しいお皿の数々。

 

menuferme(C)kimiko.bottiこのお店は、南仏のお薦め店ガイドにもミシュランにも紹介されている、知る人ぞ知る有名店の1つで、季節ごとの内装を凝らしているし、お料理も、季節感たっぷりのCusine Provencale南仏伝統料理で、日替わりでMenuコースが用意されている。私たちがいただいたのは、特にPaquesパック(イースター)を意識したもの。3種類の前菜と3種類のメイン・ディッシュからそれぞれ選べて、どれも魅力的で迷った末menuferme(C)kimiko.botti、夫と別々のものを頼んで、Partager少しずつ一緒に楽しむことに。

 

フランスでは、お皿を取り替えたり、人のものに手を出したりはマナー違反と言われているけれど(それは、建前というもので)、よほどの高級店でない限り、気の置けない間柄なら、ちょっと取り替えたり、『これ美味しいから、ちょっと試してみて』の申し出は、茶飯事。ここでも、お料理の説明をしにきたオーナー自ら、「ちゃんと分けて、両方味わって下さいね」とウインクしていったほど。

 

さて、評判通りの美味しさだったお料理の方は、アペリティフのドライトマトとヒヨコ豆のサラダからして、かなりの逸品で、ドライトマトは、そmenuferme(C)kimiko.bottiのまま前菜のテーmenuferme(C)kimiko.bottiブルに残しておいて貰ったほど)。前菜<写真:上2点>は、ズッキーニの花のてんぷら・旬のアスパラ添え、そして、Pigeonハトと野菜の煮込みのクレープで包み揚げ・フランボワーズソース。メインは、Cabri子ヤギの煮込み・セップ入り自家製のラヴィオリ添え<写真:下左>。そして、豚肉の詰め物の煮込みにトリュフのトッピング・Polentaポレンタ添え<写真:下右>。

 

menuferme(C)kimiko.botti

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パリでは、PaquesにはAgneau子羊だったけれど、南仏では、Cabri子ヤギやGibierジビエ料理が伝統だそう。どちらにも、モチロン、ローズマリーがこの通り。

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ちなみに、うちの5歳児には・・・

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2008年03月27日

CLOCHES QUI VOLENT 空飛ぶ“鐘”たち!:パック(イースター)のチョコレート

フランスでは、Paques パック(イースター:復活祭)には、Clochesクロッシュ(教会の鐘)たちが、空を飛んで、子どもたちにパック(イースター)のチョコレートをたくさん落としていってくれる(らしい)。

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公立学校では、普通は、カトリック教育をしないけれど、NOELクリスマスとPaquesイースターは別。すべての子どもたちが、サンタクロースや鐘たちからプレゼントを貰える楽しい行事として教わる。

 

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「だから、Paquesイースターの日には、お庭を探してご覧なさい。きっと、チョコレートがいっぱい届いてるわよ」と、幼稚園の先生に教わってきたうちの5歳児は、自分の家はアパルトマンだからお庭はないし、(フランスのたいていのチョコレート菓子は、アレルギーでどうせ食べられないから自分には関係ない)、と淡々としていた。

 

oeufchoco(C)kimiko.bottioeufchoco(C)kimiko.botti年明け早々から、スーパーマーケットにはPaquesイースターのためのうさぎや卵の形のお菓子が山積みになるのが通例で、物心付いた頃には、買って貰いたがって泣いていた息子が、今では、もう最初からそちらを見ようともしない・・・。

 

子どもが、何かを“諦める”というのは、とてもきっぱりとしていて、見るのは切ない。子どもは子どもなりに『泣いてもどうにもならないこと』を学習するらしい。

 

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で、親としては、せめて小さいうちには夢をたくさん与えたいので、チョコレートショップに相談・・・ちょっと奮発して、大きな卵形のチョコレートを。本当は、この中に、50個ぐらいの様々なチョコレート菓子が入っていたけれど、真ん中でうまく割って中身を取り出してある。その他に、混ざり物なしのChocolat noirチョコレートだけ詰めた小さな袋を7つ用意。リビングのあちこちに隠しておいた。

 

さて、まず、夫が、「今日は何の日?さっき、Cloches鐘たちがリビングに来てた気がする」。そして、私が、“偶然”1つ目を発見。5歳児は、!!!!!・・・捜索開始。まずはクッションの下から。そして、高いところに上って眺めたり、ソファの下を覗き込んだり。

 

何かを諦める潔さを身につけるのなんて、もっとうんと先で十分。

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2008年03月26日

HOMMAGE:THIERRY GILARDI  フランス・サッカー界への悲報:名スポーツジャーナリスト急逝

Thierry GILARDI ティエリー・ジラルディ、1958726日、Parisパリ郊外のSaint-Germain-en-Layeサン=ジェルマン=アン=レー生まれ。6歳の時から、スポーツ新聞『L’Equipe』紙の愛読者だったそうで、11歳から始めたラグビーをこよなく愛した。

 

イングリット・ベタンクール女史とも同じ)Sciences Po Paris パリ政治学院卒業後、France Interで仕事を覚え、Canal+での仕事を得た後、やがてスポーツジャーナリストとして不動の地位を得た。

近年のサッカー中継においては第1人者(VIDEO映像は、こちらのTF1ダイジェスト)で、フランス代表の試合はほとんど全て、そして、Telefootというサッカー番組の司会者も務めたほどの彼にとって、『サッカーは自分の天職、ラグビーは情熱のすべて』。

 

そんなプロが見せた、人間的な一面・・・ワールドカップでのジダンの頭突きの瞬間には、「うそだろ〜、だめだよ、ジダン、そんなことしちゃ」と“素”に戻って繰り返していたのが記憶に新しい(その声を、もう1度聞きたい方は、こちら)。Michel PLATINI プラティニとの親交も厚かったそう。

 

今夜の英仏戦を見ることなく、(フランス時間の昨日)325日、心臓麻痺で急逝、享年49歳。その試合の前には、1分間の黙祷が捧げられる予定。

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DECORATIONS DE PAQUES  パック(イースター) 装飾 : 南仏プロヴァンスのオーベルジュで

fermepaques(C)kimiko.botti

フランスでは、Paquesパック(イースター:復活祭は、NOELノエル(クリスマス)の次に重要なカトリックの祝事なので(となると、モチロン)、“ご馳走”。

 

もうしばらくしたら、2週間の学校休暇になるので、この3連休にわざわざNOELノエルみたいに、遠い実家まで出掛けて集まってというのはあまり聞かないけれど、伝統メニュー楽しむ人は多い。特別メニューを用意するレストランも少なくなくて、(家庭で祝うのが常なNOELノエルに対して、)外食を楽しむ人達も多い。

 

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私たちが出かけたのは、Aubagne オーバーニュにある、隠れ家風のAuberge オーベルジュLa Ferme』で、お店の中は、色とりどりのPaquesパック(復活祭)の飾りつけでいっぱい。

 

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マルセイユの自宅から車で30分ほどなのに、雰囲気はすっかり山の中、木々と白い岩肌以外には何も見えない。国道で、案内看板を見つけたら、ゴルフ場に続くような砂利道をひたすら上っていくと、やがて“いかにも南仏”な建物にたどり着く。

 

fermepaques(C)kimiko.bottifermepaques(C)kimiko.botti店内の飾りつけは、卵、うさぎ、そして羊達。お店の中にある数本の木を取り囲むように、小さな森のような一角が設えられていて、動物たちとClocheクロッシュからのプレゼントのたくさんの卵。木の枝にも(空から降ってくるといわれているので、引っかかっている)無数の卵のデコレーション。

 

子どもでなくても、ちょっと楽しい・・・と、思うのは、私たちだけではないようで、不便な場所なのに、予約で満席。ほとんどが大人だけのテーブル。

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2008年03月25日

GARIGUETTE 美味しい暮らし: いちご三昧、旬到来の“ギャリゲット”種

fraise(C)kimiko.bottiフランスでは、いちごは、年を通じてデザートやお菓子によく使われているものの1つ。

 

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国産では、ブルターニュと南仏のものが特に有名で、いずれも深い赤い色で大振り。スペイン産も沢山輸入されている。味は当たりハズレがあって、ちょっと水っぽいこともしばしば。そのままよりもレモン汁とお砂糖で絡めて(ミントの葉も散らしたり)サラダにしたり、ホイップクリームをたっぷり乗せたり、タルトにしたり・・・。それが、ハズレがほとんどない、この時季しか味わえない品種がある。

 

fraise(C)kimiko.bottiGariguette ギャリゲット<写真:左>ー子どもでも、一口サイズといえる小さないちごで、色は(朱がかった)太陽の赤。甘味と酸味のバランスが絶妙で、甘〜い甘いものが大好きのフランス人でも、これは、このままでも堪能しているほど。

 

Geoegett RISSERというInra d’Avignonの女性研究者が、1970年代に南西フランスのLe Lot-et-Garonne ロット=エ=ガロンヌ県で、初めて栽培に成功した品種。普通のいちごの倍以上のお値段はするけれど、それも納得の味わい。

 

ちょうど出始めたところなので、パリあたりでは1kg(単位で表示)あたり20ユーロ近い(南仏では、それよりはかなりリーズナブル)けれど、もうしばらくしたら半値近く下がる。それでも、やはり美味しいものには目がないフランス人たちは、マルシェで、この旬の買い物を楽しんでいる。

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2008年03月24日

MENU ENFANT フランス版お子様ランチ